ケジラミ症とは、シラミの一種であるケジラミが陰毛などの体毛に感染することによる性病です。ケジラミの体長は1mm程度と肉眼でも感染しているか判別できます。1匹のケジラミが感染すると1ヶ月の間に30~40のたまごを生みます。卵は一週間程度で孵化しますので、一度感染してしまうと一気に大量増殖してケジラミ症を引き起こしてしまいます。ケジラミは人間の血を栄養とする吸血性昆虫で、基本的には陰毛を中心に寄生しますが、肛門周辺、わき毛、頭皮、あごひげなどにも寄生するときもあります。
ケジラミ症の症状
ケジラミは人間の血を吸って生きていくため血を吸われた部分に猛烈なかゆみがします。特徴として、かゆみが出た部分に皮疹があらわれないことです。
感染経路
陰毛と陰毛の接触によるケジラミの移動が容易になるため性行為による感染が非常に高いです。他にも、ベットやタオル、洋服などから感染するケースもあります。特に家族間の垂直感染があり、家族中にケジラミ症の感染者がでると、家族全員に感染してしまうという場合があります。
予防方法
コンドームでの予防はできません。感染が分かった時点ですぐに病院いくようにしましょう。
検査方法
目視でよくみれば、ケジラミの成虫が確認できます。
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治療方法
性器部を中心に毛がつながっている部分まで剃ります。その後スミスリン入りのパウダーとオイラックス軟膏を繰り返し塗れば、3週間ぐらいで退治できます。ドラッグストアーで全部揃えることが出来ますので自力で対処できますが、病院でやった方が無難です。
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