治療薬の発明

梅毒は昔では今のエイズと同じように不治の病でした。昔では一度感染すると死に至る恐怖の病気梅毒をたんなる性病の地位まで押し下げたのが抗生物質のペニシリンですが、ペニシリンの発明へ至るまでにも様々な物語があります。
まずは、性病を退治するための病原菌を発見するまで、性病は一種類しか存在しないとされ梅毒淋病が同じ病気だと考えられていました。これに、1767年、勇敢な医師であるスコットランド人ジョン・ハンター氏が自分の体を使って淋病患者の分泌液を自身の性器に注射しました。するとその部分に潰瘍が出来、そのあと梅毒性の発疹があらわれ、ハンター氏は、淋病梅毒も同じ病原体からあらわれる病気だと研究成果を発表しました。そのため彼の勇敢な自己実験のため異論を唱えるものはいませんでした。
ですが、ハンター氏が採取した淋病患者は、梅毒の細菌トレポネーマにも感染していたことは、ハンター氏自身も分からず、後に自己実験の結果、梅毒が原因でなくなりました。
その後、フランス人医師フィリップ・リコールとドイツ人医師と皮膚病学者のアルベルト・ナイセルなどにより梅毒淋病の違いが明らかにされていきました。
そして、病原体探しにうつるのですが、この頃の研究者たちが次々に「梅毒の病原体を発見」というデタラメな勝ち名乗りが相次いだため、1905年5月に開かれた医学聴衆会で本当の病原菌を報告した動物学者のフリッツ・シャウディンへ医学界の聴衆者は「これで今回の討論はおしまいです。今度集まったときには、また別の新しい梅毒菌が私達の注意をひくでしょう」と挨拶してお開きとしました。
がしかし、すぐにシャウディンの説が正しいことが証明され、梅毒の犯人である梅毒トレポネーマを撲滅するための特効薬作りへ研究がシフトされていきます。
梅毒は現在では抗生物質のペニシリンで完治できるようになったが、ペニシリンが登場する前に梅毒に有効な治療薬として発明されたのがサルバルサンである。
サルバルサンを発明したのは、1910年前後にドイツ人のパウル・エーリヒと日本人の秦佐八郎であり、サルバルサンは合成物質による世界最初の化学療法剤で後に鼠咬症、ワイル病、イチゴ腫に対しても有効であることが確認された。この後、サンバルサンは優秀な抗生物質のペニシリンが登場するまで約40年間、梅毒に対して唯一有効な治療薬として君臨しました。


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STDチェッカー タイプP(男性用)
クラミジア、淋菌
HIV(エイズ)、梅毒、B型肝炎
上記検査項目を、一度にまとめて受けていただくタイプです。

STDチェッカー タイプP(女性用)
クラミジア、淋菌
クラミジア(のど)、淋菌(のど)
上記検査項目を、一度にまとめて受けていただくタイプです。